先輩オーナーが語る!
安定した収益を得られるのはどれ?
投資方法の
メリット・デメリットを総まとめ
投資方法を見比べる
安全・確実に増やせる資産運用法はどれ?低リスクな投資を徹底検証
株式投資や不動産投資など、資産運用を手がけているオーナーさんの成功・失敗の声を集めました。
投資の成功に王道なし、といわれます。それぞれ資金や関わる時間が違うからこそ、自分のライフスタイルに合った投資を行わなければならないからです。
けれども、投資を失敗する人にはある特定のパターンがあるようです。それは「思いつきで買う」、「雑誌などの情報を鵜呑みにして、勉強しないで買う」パターン。何となく良さそう、という気軽な気持ちで買ってしまうため、少しの値下がりで損切りしてしまったり、将来必要なお金まで投資につぎ込んでしまい、中途解約してしまったりするのです。
そうした事態を防ぐために必要なのは、投資方法のメリットデメリットをきちんと学ぶことです。特に、先輩オーナーたちの成功・失敗談は、未来の自分の姿でもあります。良いことも悪いこともきちんと受け止め、投資に向き合う必要があるでしょう。
ここでは、おすすめの投資方法5つの先輩オーナーの声を集め、メリットとデメリットについて考察しました。
国債を良かった口コミとしては、元本や利子の支払いが国でありリスクが少ないという話が多いです。少額から始められ、一定期間を過ぎると途中で換金可能、運用が楽で商品もわかりやすいというのが高評価の理由です。あまり詳しくない人でも安全に始められる資産運用方法だとされています。
失敗例から学べるデメリット欲張って金利の高い長期国債にしたとき、急な出費で途中解約し、元本割れするケースがあります。利率は株には劣るので、株価が上昇している時は損をしたと感じるようです。全額国債につぎ込むのではなく、分散投資がおすすめされています。
お金を劇的に増やすためというよりも、地域貢献や定期預金の代わりなどに地方債を使うという人が多いです。株よりも気軽で身近な商品として利用されているようです。地方によって利回りが違うので、選ぶ楽しさもあるようです。地方政治に関心が湧き、子どもへの教育としてもいいという意見も。
失敗例から学べるデメリット自治体が破綻した場合のリスクが大きく、国債のほうが安心して利用できるという意見があります。投資した自治体の財務状況や予算の使い道などが気になり、ずさんな地方政治に不満を抱いてしまうこともあるようです。あえて地元ではなく遠いところの地方債を選んだほうが気にならないのでは、いうアドバイスが寄せられています。
細かく分散投資ができるので、リスクを取りたい人もあまり取りたくない人も運用次第でうまく資産を増やせるようです。インフレの時が購入のチャンスだという意見もあります。配当金よりも株主優待を子どもと楽しんでいるオーナーさんもいます。資産があまりない人でも少額のミニ株なら持てるという始めやすい点も魅力です。
失敗例から学べるデメリットよく調べず、買った直後に大きく下落し、慌てて売ったら大きく上昇したという株ならではの経験談が寄せられています。一度購入したら値動きが気になり、いつ売ったり追加購入をしたら良いのか、常に考えてしまうとのことです。専業ではない場合、長期投資を検討し、景気に左右されず良く調べてから購入するのがいいようです。
利回りのいい不動産投資を、少額からできる商品が出ているのが魅力なようです。利回りの高い商品を運用している投資信託も多く、不動産を直接保持するよりもリスクを少なくしながら運用できるという意見があります。政府の支援策といった不動産投資信託の情報を得ることで、半年後の値動きを見ているという人もいます。
失敗例から学べるデメリット国債など他の商品と比べたとき、投資金額が高くなりがちなので手を出しづらい人もいます。百万円近くのまとまったお金が必要なようです。不動産投資会社を選ぶときは、出資金の返還が可能であるところ、賃料が滞るなどのリスクをケアしているところなどを選ばないと、安定した運用ができないという意見も寄せられています。
価値が世界で認められていて、決して価値がゼロにはならないという点が魅力なようです。インフレのリスク回避として購入する人もいます。一気に買うのではなく毎月少しずつ積み立てて買うという人が多いようです。金そのものを手に入れるという安心感、貯蓄商品としての魅力が人気の投資方法です。
失敗例から学べるデメリット株などのように運用投資をしているという感覚はないとのことです。配当などはないので、儲けるとしたら金の値上がりを待つしかなく、短期での運用よりも長期保有に向いているという意見があります。価値はなくならないとはいえ、値動きはあるという一面も。それが気にならない人はいいですが、保有している間の実入りは少ないのでお得感はあまりないかもしれません。