その1・国債編

日本銀行

国債での資産運用はどうなのか?投資オーナーの成功・失敗の口コミを調査しました。

買ってよかった!国債で資産運用成功の口コミ

リスクが少なく安全

退職金の使い道が特に無く、そのままにしていてももったいないのかなと思い買いました。使う予定のないお金を運用しておくのが目的なので、リスクが少なく安全なことは重要視しています。しかも、運用も楽だし、商品性もわかりやすかった(60歳 男性)。

分散投資のひとつです

元本や利子の支払いは国からなので安心できるし、一定期間が経過すれば中途換金もできます。投資が好きなので、分散投資として他の商品との組み合わせのひとつとして考えています(35歳 男性)。

1万円から始められる

バランスがいい気がします。リスクも少ないのに金利も意外と良かったり、1万円から手軽に始められますしね。投資が初めての人も投資デビューするにはいいと思います(38歳 女性)。

圧倒的な信頼感がある

民間企業への投資に比べて、圧倒的に信頼できる債券ということで個人向け国債を選びました。利率はそれほど高くありませんが、余剰資産を預けておくという感覚で運用できるのがいいですね(30代 男性)。

ラインナップも豊富

安全な資産運用方法といえば、国債です。国が倒産しない限り保障されますし、少額から始められるという手軽さもあります。「変動10年」や「固定3年・5年」など種類が豊富なのも魅力です(50代 男性)。

国債のメリットは何と言っても「国の債券だから安心」という点でしょう。リスクの少ない資産運用として知られています。また、少額でも手軽に始められる点にも注目が集まっています。個人向け国債なら1万円、新窓販国債なら5万円から始めることができます。

とくに個人向け国債の場合は、中途解約が認められていることや、元本割れしないという特徴があります。固定金利型だけでなく変動金利型も選べるなど、種類が選べる点も魅力です。

買って失敗!国債のこんなところが不満の口コミ

新窓販国債はリスクの可能性も

10年国債を買いましたが、子どもがまさかの受験失敗で、私立に行くことになり、途中解約に……数千円ですが元本割れしてしまいました。金利が少しでも良いものを、と思って買ったのですがこれなら3年や5年にしておけばよかった(45歳 女性)。

利率の低さがネック

投資の手始めとして、200万円を5年国債につぎ込みました。その直後から株価が急上昇。日経平均も1.5倍くらいになっていますね。同じ頃に株を買った友人は資産が順調に増えています。リスクのない投資を、と思いましたが、分散投資してもう少し利率の良いところにチャレンジしても良かったかなと思います(36歳 男性)。

途中解約には1年が必要

個人向け国債の場合、売却せずに途中解約できるというところに魅力を感じましたが、購入から1年経過が条件です。必要なときにすぐに解約することができなかったので、あまりメリットを感じませんでした(40代 男性)。

日本は破たんしない?

安定した資産運用の代表とも言える国債ですが、正直なところ利率がいいわけではありません。また、日本が破たんしてしまう可能性もゼロではないと思うので、心から安心できるとは言い切れないところがあります(30代 女性)。

個人が購入できる国債には「個人向け国債」と「新窓販国債」があります。個人向け国債は元本割れはありませんが、他の商品に比べて利率が低いというデメリットがあります。

また、新窓販国債は途中解約はできません。途中で換金したいときには売却することになりますが、その場合は元本割れの可能性があります。安心・安全な資産運用を選んだつもりでも売却損が出てしまうこともありますので、よく検討してから購入するようにしましょう。

【安全性と収益で比較】ほかの投資を比べてどうなのか?

国債は、株式投資や不動産投資信託に比べ、安全性の高い商品と言えます。地方債とは性質が似ていますが、破たんのリスクは国債のほうが小さいとされています。

収益性で言えば、国債ではあまり期待できません。とくに株式の売却益とは大きな違いが生じます。それぞれの商品の特徴の違いをチェックしてみましょう。